書店で見かけて、タイトルが気に入った本です。
読んでみたら、年代も仕事内容も私に縁が遠い著者ですが、
その考え方や生き方は素晴らしく、共感を覚えました。
p.27 自分が得意なのは、書くことや伝えること。
好きなことは、ファッションやおしゃれ
その二つを組み合わせた仕事がファッション雑誌の編集者
p.28 大学進学は<女子の出版社への就職率が高いところ>など、
将来への夢をかなえるための情報収集や努力を行うこと。
ここで私が知らなかった<お洒落の知識>
p.33 ファッション雑誌「ヴァンテーヌ」が打ち出していたのは、
「知性のあるおしゃれ」。
お金をたくさん使わなくても、スタイルが抜群に
よくなくたって、きちんと考えて選び、組み合わせれば、
清潔感があって知的なスタイリングをすることができる。
う~~む。そうなんですか (-_-;) そんなことは全然考え及ばず、
仕事と子育てと趣味に突っ走ってきた私です。
が、<たられば>を言っても仕方ないことなので、
新しい知識を少しでも生かしていければ!と思います。
大事なのは、自分のスタイルがあること、だそうです。
p.83 自分の体を認めていて、
美しく絶妙なサイジングで服を着ているか、
おしゃれを表す女性像に覚悟があるかーーー
う~~ん。こう畳みかけられと、
この方面の研究をしてこなかった私は全然自信がありませんが、
最終章の提案には深く頷けます。
p.194 自分の10年後なんてわからない。
永遠なのは、自分が変わり続けるということ。
人は変化して、進化することで
永遠に自分を好きでいられるんじゃないか
老いて、努力を続けていても足腰が痛んだり、
背中が丸くなる時期が来る! この2~3日、切実に感じています。
大したことをしていないのに、右膝が痛み、鼠径部にも違和感・・・・・
でも、著者の意見では、
動けなくなって、肥満気味になっても、自分を好きでいられるように、
努力し、研究を重ねていけばイイ!
これには勇気づけられ、「遅まきながら、お洒落を楽しもう!」
という気分になっています。