この子たちは「紅稚児」というクラッスラの仲間です。
まだかなりグリーンですが、もっと真っ赤になり、白い可愛い花をつけます。
下記は、特に喉上げ体操に関係ないようにみえる、日本独特?の現象についての記述。
P.197 欧米では、口から食べられなくなることは「死」を意味します。
胃ろうや経鼻チューブをつないで栄養を吸収させたり、
無理に口から食べさせたりすることはせず、穏やかな死を迎えるケースも多くあります。
そのため誤嚥性肺炎になる人も少ないのです。
国によって死生観や宗教観が異なるからなのかもしれませんが、
誤嚥性肺炎が社会問題化する理由が
他国になかなか見られないことは事実です。
いやぁ、私はこの現象は「大問題」だと思います。
そりゃあ、誰だって「元気で長生き」なら幸せですが、
身動きもできない状態で、栄養だけ送りこまれて生き続けるのは幸せでしょうか?
認知症を併発して、意思表示もできなくなった患者を、
「医療費の食い物にしているんではないの??」と、私は思います。
諸外国では「限りある社会保障費」を「無駄なく使う」ために、
無意味な治療は施されないのが普通だそうです。
それなのに、借金が膨れる一方の日本が、何故この愚行を続けるのか?
直接に今の自分に降りかかってこないことなら、オーケーよ、、という気楽さが
後の世代を苦しめ、恨まれることは必至なのに、何故????