12/1にご紹介した <寿命の9割は「便」で決まる>に触発されて、
色々読みたくなりました。
腸を健康にすること、腸内細菌叢の内容を良くすることなどが
免疫力を上げ、ガンの撃退などに重要だという認識が
広まっているからです。
著者は「大腸肛門病・大腸内視鏡検査・便秘外来」を専門とする医師。
この本で勧められているのは、
P.136 水溶性と不溶性の植物繊維の比率が大事
P.139 ビフィズス菌の栄養になるオリゴ糖
P.143 「地中海式和食」こそ21世紀版食養生
地中海式食生活とは、
オリーブオイル、穀物(パン、パスタ、米など)、野菜、果実、
魚介類を比較的多く摂り、
肉類・乳製品を比較的少なく摂る食のスタイルのこと。
P.108~148にかけて、和食の真髄やマクロビオティックの内容・歴史、
玄米と便秘の関係などが詳述されているので、自分の症状を考えながら
読んでみると、参考になるかもしれません。
著者の一番のお薦めは、ヨーグルトに含まれる動物性乳酸菌でなく、
漬物などに含まれる「植物性乳酸菌」です。
私も随分、ぬか漬け作り(冷蔵庫で作る方法とか)に挑戦しましたが、
ご飯を少ししか食べないので、漬物も少ししか減らず、結局撤退しました。
今は「寝かせ玄米」を食べているので、塩気が殆ど不要ですし、
夫が夕食を作るせいもあって、私が色々作っても、結局残ってしまうのです。
でも、ブリストル4を目指して、試行錯誤は続けていくつもり。