P.212 「便秘は病気にあらず」という考え方に長く支配されてきた
日本でも、2017年には医療従事者向けの
『慢性便秘症 診療ガイドライン』が発行されました。
P.214 質の高い治療では、1分以内に直腸の便のすべてがするりと出る
「迅速かつ完全なる排便」を目指します。(形状はブリストル4)
P.215 ブリストル4の排便のあとは、ご褒美として、
脳内モルヒネが出てきますので、得も言われぬ爽快感と
満足感に満たされます。
私は旅先のホテルでも規則正しい生活ができるので悩みはなく、
「こんなものなんだ」と思ってきましたが、
ここまで知ってしまうと、その「爽快感」を味わいたくなります。
あまり不自然な薬は飲みたくありませんが、選択肢をメモします。
P.217 50代以降、激減する「ビフィズス菌」を外から補う。
新ビオフェルミンS錠とかザ・ガードコーワ整腸錠などの
ビフィズス菌製剤
P.218 軽症の人には腸内細菌のエサになる「オリゴ糖」
いま話題の「プレバイオティクス」(=腸内細菌のエサ)
P.231~ 漢方薬
①大建中湯 ②防風通聖散 ③桂枝加芍薬大黄湯 ④潤腸湯
⑤麻子仁丸 ⑥大黄甘草湯
P.236 漢方薬も健康保険がきくので、薬局で買うよりも
はるかに安く手に入れられます。
P.238 バイオフィードバック法(=専門施設でのトレーニング)
この本には出て来ませんでしたが、
他人の便(カプセルになったもの)を移植するという方法も
あるようです。<便微生物移植>