写真は、再びSingaporeの動物園
http://www.stat.go.jp/data/jinsui/2012np/
実践ビジネス英語テキスト6月号に面白いことが載っていました。
P.27 アメリカでは現在、26歳の人たちが最大の単一年齢グループを
構成しています。480万人いるのです。
ミレンニアル世代の人たちはベビーブーマーに取って代わって、
最大の世代になりました。
へぇぇ~~~?
アメリカは26歳の人が一番多いって??
じゃあ、日本は??
統計局ホームページ/人口推計の結果の概要 – 総務省統計局 を見ると、
http://www.stat.go.jp/data/jinsui/2012np/pdf/gaiyou2.pdf
いやぁ、分かり難い……
グラフをよ~~~くみて、男女別に左右に分けてある線(人口)を足すと、
このぐらい?なのかなぁ??と、推測できるだけです。
しかも、平成24年! 6年も前のデータです。
いずれにしても、日本の場合は、この時点では
団塊の世代(単一でいうなら1949年生まれ)が一番多くて、
次が1948、1947年生まれ。この3年間に生まれた人たちが団塊世代です。
次に多いのが団塊ジュニアの世代で、昭和46~49年生まれの人たち。
団塊カップルの我が家の子ども達は、昭和47、50、57年生まれなので、
まさに第二次ベビーブーマーというわけです。
問題は、その第二次の人たちの子どもが非常に少ない!ということ。
結婚もしないし、しても子供が出来ないし、、離婚も多いし、、、
移民の多いアメリカと、単純な比較はできませんが、
アメリカの方が、人口構成としては、健全なようにみえます。
日本は本当に尻すぼみ……
こうなる前に、日本政府自民党政権は、
もっと早くから、「女性が輝いて仕事も子育ても楽しめる体制」を
策定するべきだったのに、、、、と、悲しい思いに襲われます。
思えば、私の子育て時代は、産前産後6週間ずつの産休しかなく、
(第二子からは8週間ずつに改善)
首も座らない乳児を預かってくれる保育園は皆無でした。
こういう状況で仕事を続けられるのは、女優とか弁護士とか、
ごく限られた階層・専門職の人たちだったのです。
幸い、私の場合は、職場の職員組合が「女性が働き続ける権利」を
保障しようと、団体交渉を行い、職場内保育園を作り、
運営をサポートしてくれたので、何とか働き続けることができました。
それでも水疱瘡や麻疹など、流行病のときは休まざるを得ず、
実家の母に泣きついて、ずいぶん預かってもらいました。
現在は職種によって、3年も育休があったり、父親も育休をとれる
時代のようですが、小さな会社では、まだまだ難しいようです。
若い人が減ってしまった、尻すぼみの日本……
こんな日本に誰がした??
「古き良き、日本の伝統的家族主義」にしがみつくオジイサンたち?