「痛い靴が ラクに……」 4 リラキシン

P.149 以下、女性ホルモンの話です。

   リラキシンというホルモンは生理中に分泌量が少し増加します。
   リラキシンは子宮弛緩因子とも呼ばれ、
   卵巣・子宮・胎盤などから分泌されています。

   基本的には、妊娠中に分泌量が増え、
   産道周辺の関節や靭帯をゆるめる作用があります。

アラ古希の人に、妊娠・出産時のホルモンは関係なさそうですが、
最後の行の「靭帯をゆるめる作用」という点に、ご注目!

P.156 50歳前後になって更年期を迎えると、女性ホルモンの恩恵を受けられなくなります。
   閉経して、リラクシンの働きで体をゆるめてリセットするチャンスがなくなるので、
   カラダがどんどん硬くなっていきます。

   足も同じです。それまでに外反母趾などの足のトラブルがあった場合、
   足がよくない状態でかたまるので、
   外反母趾がどんどん悪くなる方がたくさんいらっしゃいます。

   (中略)更年期に大きな靴を履いていると、
   足がゆるんで足のアーチが崩れた状態のままかたまり、
   親指の根元の骨の変形がひどくなりやすいのです。

   外反母趾の間違った対処法が世間に広まっていることが、
   更年期以降に女性の足のトラブルが急増している大きな要因だと感じています。

えぇ~ん、もっと早く知りたかった~~ 😿
でも、過ぎたことは仕方ないので、これからできることをちゃんとやります。

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