P.52 BDNF(脳由来神経栄養因子):
ニューロンの回路、つまり脳のインフラを構築し、維持している。
wikiでは、
Brain-derived neurotrophic factorとも)は、
標的細胞表面上にある特異的受容体TrkBに結合し、
神経細胞の生存・成長・シナプスの機能亢進などの神経細胞の
成長を調節する脳細胞の増加には不可欠な神経系の液性蛋白質である。
BDNFは、ヒトでは、BDNF遺伝子から生成される蛋白質である。
これは、とても大切な物質だそうで、この本では重要な役割が証明されています。
P.65 体と心の関係
BDNFはシナプスの近くの貯蔵庫に蓄えられ、
血流が盛んになると放出される。
その際には体内の多くのホルモンが招集され、
そのプロセスを手助けする。
P.67 つまりは成長するか衰退するか、活動するかしないか、ということだ。
私たちは体を動かすようにできていて、そうすることで脳も動かしている。
学習と記憶の能力は、
祖先たちが食料を見つけるときに頼った運動機能とともに進化したので、
脳にしてみれば
身体が動かないのであれば、学習する必要はまったくないのだ。
なので、とにかく「運動しよう! しなきゃヤバイ!!」
というのが、この本の主張です。