「発達障害・・・・」  その3 米国事情

P.47 アメリカの学校では、生徒同士でケンカなどの問題があったら、
   自分たちで解決するのではなく、先生達が監督するのが普通でした。

   彼らはどんなに忙しくても、人手が少なくても何があっても、
   ちゃんとその問題をみなければいけないという「義務」があり、
   生徒達も先生に報告する方針でした。

   だからいつも問題を見てくれる先生達の「熱意」を感じていました。

P.48 日本の学校では、僕がほかの子から暴言を浴びるたびに
   先生に助けを求めても、「わかったら」というだけで、
   何もしてくれませんでした。そしてその子からは
   「チクるんじゃねーよ」といわれる繰り返しでした。

   そんな日々が3~4年続き、地獄のような日々を送っていました。

おぉ、なんと理不尽な!!
このような苦しい生活を送っている子どもたちが、今も日本中にたくさんいて、
耐えきれなくなった子どもたちが自殺に追い込まれているのでは?

周囲の子どもや教師までが<いじめ>をするような学校体制を
改革していくことは出来るのでしょうか?
私は欧米崇拝手技ではないけれど、こういった状況だけは欧米を見習って、
一刻も早く改革していってほしいと思います。

尚、P.88から著者の母・栗原泉氏が米国の事情について詳しく書かれています。
もし、家族に心配な方がいる場合は、とても参考になると思います。

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