P.98 膝関節の痛み (理由と処方箋)
①土ふまずの上に頭が正しくのっていないため、傾きを補正しようと
体幹の筋肉が左右非対称に緊張して体幹が歪む
②上半身の歪みに沿って骨盤の向きも左右いずれかに回旋する
③骨盤が傾くため、大腿骨の向きとずれて、
股関節が正しくはまらなくなる
④股関節が食い違っているため、大腿骨がさらに補正を行うことで
完全に左右揃わなくなり、膝関節にねじれがしょうじる
⑤そのまま普段の生活を続けると膝関節への負担が蓄積し、痛みを生じる
●もう一つは、足裏からダイレクトに膝関節へと影響するケース。
疲労等でつちふまずから足首、ふくらはぎに至るまでの筋肉が歪み、
結果、足裏の形が崩れ、膝から下で全身を支えられなくなっている状態
手っ取り早くは、
P.105 踏み竹あるいは麺棒を使って、つちふまずに
本来あるはずのアーチを取り戻すこと、そして正しい立ち方を意識すること
P.106 次に片足ケンケンの体操を取り入れます。
①首幅に開いた両つちふまずの上に頭、胸郭部をのせて立つ。
②つちふまずの水平意識をもったまま、体幹部を使って
片足をすねの半分ほどの位置まであげる。
③つちふまずの水平を意識し、
立っている脚に全身の軸を感じながら、12歩、ケンケンで前進する。
④その姿勢を保ったまま今度は後進する。
P.107にケンケンの分かりやすいイラストが載っています。
試したい方は直接本を見てくださいね。
さらに、実行する際は、友達などに、足裏が水平を保っているか、
頭が正しい位置にのっているかどうか等を、見てもらった方がよさそうです。