ccc
P.163 ダンサーの立ち方 ・・・一本の光をイメージする
美しく立つコツは、体の中心に一本の芯を感じることです。
(中略)光の筋が下からスーッと伸び、
頭のてっぺんを突き抜けていく様子を思い浮かべる。
芯を固い棒のようなものとイメージすると、体までカチカチに。
でも光の筋なら、たとえ揺らいでもすぐにまた元に戻っていく。
体も柔らかく真っ直ぐに伸びていきます。
なかなか美しい、素晴らしい表現だと思います。
ただ、ダンサーでない高齢の方々に、「これをイメージして」と言うのは
ちょいと難しそう。
私はやっぱり、「ハイっ! レントゲンを撮りま~す! 息を吸って~!!」
吸った後、鳩尾を下げないように、ゆっくり息を吐き、
吐ききってから鳩尾の位置を確認し、背中の伸び具合、
そしてお腹のへっこみ具合を確認します。
今までいろいろな場所で紹介してきましたが、「すごく分かりやすい」と
好評です。
でも、たまにはダンサー気分で、光を感じて立ったり、舞ったりしましょう!