P.126 トランス脂肪酸の害
トランス脂肪酸とは、
水素添加という方法で、植物油を常温でも固形を保ち、
腐り難い状態にしたもの。これがマーガリン。
油に水素添加することを「オイルをプラスチック化する」というそうな。
P.127 トランス脂肪酸が人体に入ってくると、
分解や代謝に大量のエネルギーと時間、ミネラルやビタミンが消費され、
活性酸素も発生する。結果的にテロメアは短縮。
他に、心臓病や糖尿病の発生にも深く関与。
特にトランス脂肪酸の害を受けるのは脳だと考えられている。
(中略)(理由は)脳の60%が、脂質でできているため。
トランス脂肪酸が脳の活動に必要な酵素を壊し、
注意欠陥障害(ADD)や注意欠陥多動性障害(ADHD)になる要因に。
トランス脂肪酸を多くとっている高齢者は認知症になりやすい。
確か、アメリカでは「マーガリンは百害あって一利無しだから、販売不許可」です。
翻って、日本では…… どうどうと、スーパーに並んでいます。
実は、その昔、「動物性よりも植物性がヘルシーなんだ!」という教えがあり、
私自身も敢えてマーガリンを使ってパウンドケーキなどを焼いていました。
で、今現在、「不健康」という自覚はないのですが、
でも、「ダメな食べ物」というお墨付きのモノを食べる気はおきません。
日本政府は何を考えて、誰のための政治を行っているのでしょうねぇ……