「禅が教える 人生の答え」 ②

P.76 「挨拶」というのは、もともとは禅の言葉だそうです。

相手の力量を測るために問答を仕掛け、

仕掛けられた相手は、すかさず切り返す。

この互いに相手の力量を見定め合うやり取りが「挨拶」。

問答を仕掛けた側は相手の答えを聞こうとしているのではなく、

相手の「心の状態」を知ろうとしているのだそうです。

P.77  今相手はどのような心の状態にあるのか。

  一生懸命に修行に取り組んだ結果、

  会得したものの深さを知ろうとしているのです。

  そこを感じ取ることが一番の目的なのです。

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