《う》 嬉しい宴で運命のスイング・バイと学びの数々
素晴らしい結婚式に招かれました。何が素晴らしいって、
色々な意味で、ありきたりでなく、斬新で、心を打つものだったことです。
特に印象深かったのは新郎の謝辞です。
「謝辞は、もちろん前もって考えてありました。
でも、今日参加してくださった皆さんのお顔を拝見していると、
これまでの関わりの深さ、有難さが思い起こされて、たった今、感じたことを
お伝えしたくなりました。」で始まりました。
いかなる局面でも、その場で瞬間的に自分の考えをまとめ、
全ての聴衆に分かりやすく伝えることは大切かつ、難しいことは、常日頃感じています。
最近の政治家(政治屋?)さん達の質問・答弁・所信表明などの何もかもが、
前もって用意された書面を読むだけ(殆ど俯きっぱなしで!)の情けなさにウンザリして
いたせいもあります。何故、自分の言葉で、聴衆の目を見ながら話せないのでしょう?
本題からずれますが、日本の義務教育にもディベート教科が必要だ!痛切に思います。
さて、結婚式に戻りましょう。新郎新婦は私の元の職場(研究室)のメンバーです。
私自身は早期退職して2年なので懐かしい人や話がたくさんで、タイムスリップした気分です。
さらに!
性格も頭も抜群の新郎新婦ですから、たくさんの素晴らしい方にお会いすることができました。
特に合気道グループの方々は達人だけあって、伝わってくる「気」が違う感じです。
大先生(九段!)のスピーチは、「合気道の素晴らしさを少しでも多くの方に伝えたい」という
夢と気迫に満ちたものでした。
私自身は未だ足元にも及ばない小人ですが、夢だけは同じくらい「でっかく」持っています。
それは、体の使い方が悪くて足腰・膝が弱っている方たちに「自力整体」を広め、
心身ともに健康になってもらうことです。週一回の教室に通って、良い仲間を得て、
人生そのものの健康が保てて、医療費がゼロになれば、最高の節約です。
もう一つ。世界中のトレッカーや登山好きの方々に「自力整体」をひろめることも、夢です。
好きなことを諦めず、大自然の中で健康にすごせること。それを伝えるために勉強を続け、
旅をする。道すがら、たまたま結婚式に呼ばれ、出会いと学びがあり、また旅を続ける・・・
いつまでも、こんな旅人でありたいと思っています。