ところで12/5にご紹介した「腹だけ痩せる」本では
①普通に立つ
②首筋を真っ直ぐに伸ばしきり、肩の力を抜き、顎を引く
③両肩を意識して後ろに引く
④背筋を真っ直ぐに維持しながらグッとお腹を凹ませる
をやるだけで良かったのですよね。
でも今回は「背伸び」??
ま、本質を突くには、色々な切り口を研究する必要があるのです。
そして今回の「背伸び」も、結構簡単で効果的な方法だと思います。
それに、前著の①~④だけでは、②を正しく行うのが難しいのです。
自力整体では、壁チェックをして、踵・骨盤・胸郭・後頭部が正しい位置に
乗っかっているか確かめたり、その意識を確認します。
とてもとても、②の文章を読んだだけでは正しく伸ばせないものだと思います。
その解決法として、紹介されているのが、
P.59~ ①まっすぐに立つ
②両手の平を組んで真上に伸ばす
③7秒間、最大限に背すじを伸ばしたら、一気に力を抜く
P.61にイラストが載っています。
ラジオ体操に来ている高齢者グループは、殆どこれができません。
腕が真っ直ぐ上に上がらない人が多いのです。
さらに、腹筋・背筋・体幹筋力がないため、お腹が出たり、背中が丸まったり・・・・
つまり、たかが「背伸び」されど難し・・・・なのです。
で、私からのアドバイスは、
「背伸びしたときに、お臍が縦になって、お尻が硬くなっているか?」チェック!
P.68~ 伸びをしているように見えて、軽いストレッチに過ぎない場合もある
体幹部を意識的に引き伸ばしながら、より高い位置へと手を届かせる
そのためにメインで働く筋肉は、脊柱起立筋をはじめとする背中側の筋肉群。
協働筋としてその働きを助けるのが腹筋群。
背筋を伸ばすだけでおなかが凹むのが、触ってみるとわかると思います。
この辺の解説や図解がとても分かり易く、納得がいきます。