著者の主張をおさらいしておくと、
p.60 (悪い姿勢や顎関節症などで、胸鎖乳突筋が凝ると、)
内頸静脈という重要な血管が筋肉の凝りによって圧迫され、
脳の中で脳脊髄液の循環が悪くなり、いつまでも老廃物が
とどまり続けて、脳の細胞にダメージを与えてしまう
だから
p.30 超簡単な「首わしづかみ」で、胸鎖乳突筋をほぐし、
脳脊髄液の流れ(内頸静脈)をよくしよう!
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p.72 本来、脳脊髄液は基本的に中性からpH7.5の弱アルカリであるべき。
脳脊髄液がアルカリ性だと、マイナスイオンが多く、
電気の流れがとてもよくなります。(中略)
脳脊髄液が酸性化すると、脳の電気が悪くなり、
脳細胞の情報伝達に支障が出てきます。
するとだんだんと認知症に向かっていくと考えられます。
そしてアルコールとの関係は、
p.154 脳脊髄液は血液から作られているので、
酸性のアルコールを摂ると、やはり脳脊髄液も
アルコールの影響で酸性化してしまう
だから、「認知症になりたくなかったらお酒は控える」、なのです。
とはいえ、まったくお酒を飲まないのは寂しいものだから、
週に1~2回は飲んでもいいと思う。が、毎日飲むのは
絶対にいけません。
ただし、毎日汗をかくぐらいの運動をしている方は、
アルコールの解毒力が高くなっています。お酒を飲みたい方は
それなりの運動を毎日することです。