p.104 バソプレシンというのは、
脳下垂体から出ているさまざまなホルモンの一つで、
夜中に分泌されて、尿意を催さないようにしている。
健康な人はバソプレシンが十分分泌されているので、
夜中に見ざめてトイレに行くことはありません。
しかし脳脊髄液の循環が悪い人は、脳の機能が低下しているので、
バソプレシンの分泌が悪くなっています。そのためたびたび
トイレに起きてしまうのです。
首のわしづかみと適切な枕で、脳脊髄液の流れをよくすれば、
夜中に起きる回数がひりますし、さらにお腹を温めると
深い睡眠がとりやすくなります。
また、膀胱のマッサージも有効。
私が指導に行っているダンディ・エクササイズの方々も
夜中のトイレに悩んでいるかたがたくさんいます。
この「首のわしづかみ」程度の簡単なケアで
それが少しでも解消されるなら、やらない手はありません。
しっかりお伝えして、結果を聞きたいと思っています。