昨夜は今年最後の英語サロン。いつものメンバーで和気藹々。
同じ団塊世代でも、こんなにも興味の対象が違うものか!!!
と驚くほど、知識・知見が偏っていることが
このグループの面白さ&楽しさです。
テキストを用意してくださるOhtsuka氏は、多分野に造詣の深い知識人。
その上、鉄道マニア・怪獣評論家・映画通・エトセトラ・・・・
私が聞いたことのない言葉が頻出で、目が点になることばかり。
今回の*イグ・ノーベル賞の記事も、初耳の内容ばかりでした。
この賞の存在自体はTVニュースなどで知ってはいましたが、
実際にどんな研究に賞が贈られたか、なんて、全然知りませんでした。
*ノーベル賞(Nobel Prize)のパロディー版で、
まず人々を笑わせ、それから考えさせるような研究や業績に贈られる。
(Ig Nobel Prizes)
今年のイグ・ノーベル賞のテーマは「不確実性」だそうで、
私が興味を持った幾つかをご紹介すると、
1.物理学賞は「猫は固体かつ液体なのか?」という研究を行った
フランスの研究者マーク・アントワン・ファルダン氏に贈られた。
ファルダン氏は、液体とは容器に合わせて形を変えるものだと
授賞式の出席者らに説明した。説明を行うファルダン氏の背後には、
液体のように花瓶やワイングラス、洗面器などの
さまざまな容器に入り込んだ猫の写真が映し出された。
ファルダン氏はこの研究について
「レオロジー(流動学)で実際に研究されている疑問や問題の一部」を
証明するための重要な試みだと説明した。
2.平和賞は「閉塞(へいそく)性睡眠時無呼吸症候群の代替療法としての
ディジェリドゥー(オーストラリアの先住民アボリジニの楽器)の演奏」
について研究したチームに授与された。
3.経済学賞は、生きたワニに触れると人間のギャンブル欲に
どのような影響があるのか研究した米国人とオーストラリア人の
ペアに贈られた。
4.流体力学賞は、コーヒーの入ったカップを手にした人が後ろ歩きするときの
「液体の揺動現象」についての研究に贈られた。
これらの科学用語が満載の英語を読むのは、正直、難しくてウニャ~でしたが、
こんな機会がなければ知り得ない楽しい情報なので、大感謝!です。