自分でできる! 筋膜リリース パーフェクトガイド

著者は竹井 仁氏(理学療法士・医学博士) 2016/6

<筋膜>って、私は今年初めて聞いた言葉です。

P.2 「はじめに」を読むと、

   姿勢の非対称性や運動パターンのクセは、
   これまでの人生を写す鏡で、

さまざまな暮らし方やクセが「筋膜を歪める」そうです。

P.16 筋膜が何でできているかというと、
   「コラーゲン繊維」と「少量のエラスチン繊維」から。
   筋膜の中でも、深筋膜にはエラスチンが少なく、
   筋内膜はほとんどコラーゲンのみ。

P.17 コラーゲンとエラスチンはお互いに協力しあって、
   からだに加わった緊張をコントロールしているのです。

P.20 筋肉に問題のある方は関節周囲に痛みを感じることが多いのですが、
   実は関節に問題があるのではなく、
   筋膜に問題があることがとても多いのです。
 
P.21 筋膜がねじれると、筋や血管、神経までもが
   影響をうけることすらあるのです。
   (筋膜痛、筋出力の低下、柔軟性の低下、運動パフォーマンスの低下、
    日常生活活動の低下などが起きてしまう)

P.26 筋膜リリースとは制限を「解除する」、「解きほぐす」という意味。
   四方八方に交差しているコラーゲン繊維とエラスチン繊維のねじれを
   時間をかけて解きほぐすことが、筋膜リリースの基本です。

   ストレッチングは平行に走る筋繊維を引き延ばすように、
   一定の方向に伸ばすことを意味しますが、
   リリースは一定方向ではなく、さまざまな方向へ解きほぐす手技です。

具体的には、36~189ページまで、たくさんのカラー写真で
詳しく説明されています。が、写真と説明だけで正しくやるのは
難しいかもしれません。自力整体と共通する動きがたくさんあり、
「根っこは同じなんだなぁ」と思いました。

   

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