背が高くなる椎関節ストレッチ 南雅子・著 2014/6

P.66 「骨」と身長の関係

   わたしたちの身体(骨格)は206+αの骨でできています。
   (中略)骨盤の骨のうち身長にもっとも影響を与えるのは、
   仙骨と尾骨です。

自力整体の教室では、普段、骨の数まで説明はしませんが、
解剖学的な知識は重要です。ただ、それをダイレクトに言っても難しいので、
「ハート型」のお尻、「そろばん型」のお尻などと表現して骨盤底筋群を鍛えます。

最近は輪っかタオルを使って腰骨と背骨を引きはがし、椎骨間に隙間を作るので、
これも身長を伸ばすのに役立つことでしょう。
背骨(椎骨)が伸びやかに動き、しなやかさを保っていることが重要です。

もう一つ重要なことは、骨盤を「正しく前傾・後傾」させられることです。
先日、<大学時代、弓道部だった>という男性から、
「反り腰は大得意ですよ! だけど、丸腰はダメ!」と聞きました。

確かに姿勢は良いし、背も高く、素敵なお方なのですが、
「反り腰が行き過ぎて、前に出すぎないよう」、自前のコルセット(分厚い脂肪)を
つけていらっしゃいます。

この方の脂肪が骨盤の「丸める・反らせる」で激減するのかどうか興味津々ですが、
お臍から上を動かさず、「恥骨だけを丸めてくる」のは
男性にとっては、とっても難しいことだそうです。

上部へスクロール