老いの品格   5  上に逆らい、自分の主張を持つ

p.98 海外の大学では、高校までに一方的に詰め込まれる形で
   学んできたことを疑う、あるいは覆すために、
   ほかの学生や教授を相手に議論を重ねようとします。
   それが海外の大学教育です。

   ところが、日本では、大学に入ってからも教授が言った
   ことを必死にノートにとり、試験でそのとおろりのことを
   書けばいい成績がもらえます。

   一方、海外の大学でいい成績をとるのは、
   教授の言うことに反論し、その説を覆してみせる学生

現在の日本が少子化で悩み、都市計画が滞り、
庶民の生活や美的感覚が向上しないのは、
保育園や小中学校~大学に至るまでの全てのお上や先生の意見を
そのまま「全て受け入れて、反論しない生活」の結果なのねぇ~
と、ため息が出ます。

私自身は結構反骨精神があって、何かと歯向かってきて、
大成功とまでは言えませんが、悔いはないです。

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