p.54 人間の関節のなかで股関節と肩関節は球関節とよばれ
丸い形をしており、回すことができる関節です。
股関節が上半身の重みで歪むと太腿が斜めに歪み、
ひざが曲がり前傾姿勢になります。
抗重力筋は縦に伸びにくくなり、頭を持ち上げる筋力も衰えます。
すると前首・前肩になり、肩関節が歪んでしまいます。
p.56 肩関節が内転すると鎖骨や肩甲骨も歪み、
肩が上がったいかり肩や猫背になり、首がさらに前傾して
肩こり、首こり、背中こりのしやすい体型になってきます。
ま、あーだこーだ切り口は変わるけれど、言っていることは一つ!
股関節を正常位置に保つケアが必要なんです!
p.60 足底からひざ裏、太腿裏にかけて伸びる抗重力筋が発達すると、
股関節やひざ関節、足首関節の歪みがとれ、脚全体がまっすぐに。
(中略)脚の付け根から上は、体の背面でなく、前面に
抗重力筋は発達している。お腹の抗重力筋が鍛えられると、
胸が上がり下がっていた肋骨を下から上へぐいっと
持ち上げてくれます。
この逆が、猫背→前肩→垂れ乳→くびれ喪失→腰曲がり→全身の痛み・・・
こりゃもう、絶対に避けたいループです。
でも、殆どの人が、「トシとれば仕方ないんだよね」と諦めています。
私はこのループを断ち切るために、効果ある体操を模索し続けています。