筋肉のけいれん こむら返り 3  マグネシウム

もう少し著者の主張を「まとめ」から抜き書きしていきます。

第二章 骨を強くする食 弱くする食

P.88 ①分子栄養学とは:細胞レベルで体に必要な栄養環境を整えていく

   ②カルシウムが細胞内に入ることで、
    生命活動を行う上で重要な酵素反応がスイッチオンになる。
    反対に、マグネシウムがカルシウムを細胞外へ出すと、スイッチがオフとなる。

    カルシウムとマグネシウムの摂取バランスは、1:1がもっとも理想的。

   ③カルシウムは「量」より「居場所」が問題。
    カルシウムが本来あるべきでないところに蓄積すると、骨粗鬆症をはじめ、
    けいれん、アレルギー、心筋梗塞など、心と体にさまざま不調を引き起こす。

   ④牛乳や乳製品にはカルシウムが多く含まれエいるが、
    マグネシウムが極端に少ない。これらばかり摂取していると、
    マグネシウムとのバランスが崩れる。

   ⑤動物性タンパク質の過剰摂取により血液が酸性に傾くと、
    それを中和するために骨からカルシウムが溶け出す。
    これも骨粗鬆症の一因となる。

以上のことから、著者のお薦めは、

   ①牛乳・乳製品、白米・精白小麦食品、清涼飲料・加工食品、
    カフェイン・アルコール、薬類はマグネシウムにとって大敵なので避ける。

   ②マグネシウムをたくさん含んでいる食材は、
    豆類や青菜類、玄米など未精白の穀物、昆布やワカメなどの海藻類

現代人にとっては、「耳にタコができるほど喧伝されている。

          だけど、実行は難しい」食生活のようです。

でも、私は、実行しています・・・原則的に、普段の日(ハレじゃなく、ケの日)は。
小豆入り玄米を炊き、昆布だしを基本にした味噌汁を作っていれば、簡単です。
「ハレ」の日は大いに<食やコミュニケーション>を楽しみ、
「ケ」の日は、フツーの基本食を楽しみ、どちらにも感謝することにしています。

ただし、体重が急に増えたり、体調が今いちのときは、
食べる量自体をかなり減らし、②の食品のみにします。
ま、そういうときは殆ど無い!のですが……

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