痛みはうつぶせで治しなさい  舟波真一、山岸茂則・共著  2016/8

著者は二人とも理学療法士。
「うつぶせユラユラ」が良い理由は、
p.4 うつぶせになると、からだが下向きになることで
   立っている状態に比べて内臓の圧迫が解消され、
   それだけで血行やリンパの流れがよくなる

   そのため、脳や肺の血栓予防に有効だといわれる
   (中略)肺炎予防、胃腸の運動が円滑になる

p.5 うつぶせになると、膜組織がほぐれて伸びる
   
p.8 膜組織の上に、痛みを刺激として受け取るレセプターが
   無数に点在している。この刺激が脳に送られ、初めて
   痛みを認識するので、先に膜組織の調整が必要。
   
   それにはお腹の中(腹腔内)の圧力の調子が微妙に関係。
   お腹のハリや弾力に関わる「腹圧」が大きなカギを握っている。

p.9 その腹圧をほどよい加減にチューニングしてくれるのが
   「うつぶせユラユラ」なのです。

ふむ。自力整体では、とっくに実施している調整法ですが、
スタイルとイメージが違う・・・・・ 
どちらかというと、西式の金魚運動?

p.18から美しいモデルさんが心地よげに横たわり、
力を入れず、何も考えず、ユラユラしているだけ。
p.24では補助者が加わり、タッチセラピーに近づきます。

無料で簡単にできることなので、色々な場面で
試してみようと思います。

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