p.173 生きていくのがつらい、生きづらさの嵩じた先に
自殺があるとすれば、自殺の少ない社会は、
「生き心地の良い」社会であると言える。
自殺対策とはすなわち、
人間にとって生き心地の良い世界をどう造り上げるかという、
試行錯誤そのものである。
p.174 「いかにして自殺を減らすか」という命題には、
頭を抱えてしまう人もいるかもしれないが、
「どのような世界で生きたいか」という問いかけに対しては
自分なりの答えを必ず出せるはずである。
そして、次の命題に進みます。
p.167 第五章 明日から何ができるか
この第五章には、示唆に富んだ提案や、著者の結論が出ていますが、
それはご自分で読んで、何かを感じ取ってください。
私自身は、既に<健康運動>というライフワークを選びとり、
出来る限りの勉強と実践を重ねています。
博士になる方々ほどの明晰さはなく、趣味と両立のワークライフバランスです。
でも、やらないよりは、やった方が良い。
やらないと申し訳ない。誰に?
ここでオードリーヘップバーンの言葉を思い出します。
「私たちには2本の腕があり、
1本は自分のために、もう1本は社会のために使うように出来ている」
確か、こんな内容だったと思います。
これを忘れないように、やれることを着実に進め、
少しでも<住み心地の良い町>つくりに貢献できたら、と思います。