発酵料理は別として、運動・健康関連では
今井一彰医師の本が続いてマイブームになっています。
大事なコンセプトは同じですが、切り口が全部違うし、
とても分かりやすいのでお勧めです。
p.3 「最近、体調が悪い」「このところ急に、年をとった・・・・・」
p.4 その原因は、体内の隠れ炎症かもしれません。
p.5 体内にひそむ小さな炎症が
あなたのシワやたるみをつくり、
肥満や病気の原因となるのです。
これは、全盲の人が像の鼻に触って、「ブヨブヨした管」と
表現するような、大雑把または部分的な表現かもしれません。
が、現在の私は「な~るほどねぇ。上手いこと言うわね~」
と思います。
p.6~9 「隠れ炎症」は「慢性炎症」とも言って、
自覚症状がほとんどありません。
気づかないうちに増殖し、体のあちこちに移動して
「悪さ」をするのです。
炎症は最初小さくくすぶっているだけですが、
徐々に広がって大きくなり、取り返しのつかないほどの
大火事になります。
それが、老化や病気です。
実際に著者の患者の喉の炎症(上咽頭炎)を治療すると、
みるみる体調が戻り、気分が明るくなる方が多いのだそうです。
だから、たかが「炎症」と侮らず、ちゃんと治す必要があるそうです。
第2章 炎症を起こさない食べ方
①原八分目
②「1日のうち12時間」は何も食べない
③食事ひとくちで「30回噛む」
④「やわらかい食べ物」→肥満のもと
⑤ごはんは最後
その他、すぐに甘いと感じるものや、小麦粉を止める、
牛乳が健康に良いとは限らない
すぐに「甘い」と感じるものを多食する
果物の食べ過ぎに注意
食べ物以外では、
口呼吸をやめる。
落ちベロを正しい位置にもどす
あいうべ体操で舌を鍛える
鼻うがいでフィルターの効果アップ
口の体操で飲み込む機能をアップ
正しい歯磨き
ゆるHIIT、スクワット、インタバル速歩
質の良い睡眠、マウステープ、
「できる1割」だけに注力して、9割は手放す
「最悪な状況」を思い浮かべる
ゆるHIITを筆頭に、最近実践していることの全てが網羅され、
私にとっては当たり前のことばかりです。
でも、馴染みがない方々には、とても良い入門書だと思います。