炎症ゼロ習慣   今井一彰・著   2022/11

発酵料理は別として、運動・健康関連では
今井一彰医師の本が続いてマイブームになっています。

大事なコンセプトは同じですが、切り口が全部違うし、
とても分かりやすいのでお勧めです。

p.3 「最近、体調が悪い」「このところ急に、年をとった・・・・・」
p.4 その原因は、体内の隠れ炎症かもしれません。
p.5 体内にひそむ小さな炎症 
    あなたのシワやたるみをつくり、
    肥満や病気の原因となるのです。

これは、全盲の人が像の鼻に触って、「ブヨブヨした管」と
表現するような、大雑把または部分的な表現かもしれません。
が、現在の私は「な~るほどねぇ。上手いこと言うわね~」
と思います。

p.6~9 「隠れ炎症」は「慢性炎症」とも言って、
   自覚症状がほとんどありません。
   気づかないうちに増殖し、体のあちこちに移動して
   「悪さ」をするのです。

   炎症は最初小さくくすぶっているだけですが、
   徐々に広がって大きくなり、取り返しのつかないほどの
   大火事
になります。
   それが、老化や病気です。

実際に著者の患者の喉の炎症(上咽頭炎)を治療すると、
みるみる体調が戻り、気分が明るくなる方が多いのだそうです。
だから、たかが「炎症」と侮らず、ちゃんと治す必要があるそうです。

第2章 炎症を起こさない食べ方
  ①原八分目
  ②「1日のうち12時間」は何も食べない
  ③食事ひとくちで「30回噛む」
  ④「やわらかい食べ物」→肥満のもと
  ⑤ごはんは最後

その他、すぐに甘いと感じるものや、小麦粉を止める、
  牛乳が健康に良いとは限らない
  すぐに「甘い」と感じるものを多食する
  果物の食べ過ぎに注意
  
食べ物以外では、
   口呼吸をやめる。
   落ちベロを正しい位置にもどす
   あいうべ体操で舌を鍛える
   鼻うがいでフィルターの効果アップ
   口の体操で飲み込む機能をアップ
   正しい歯磨き
   
   ゆるHIIT、スクワット、インタバル速歩
   質の良い睡眠、マウステープ、

   「できる1割」だけに注力して、9割は手放す
   「最悪な状況」を思い浮かべる

ゆるHIITを筆頭に、最近実践していることの全てが網羅され、
私にとっては当たり前のことばかりです。
でも、馴染みがない方々には、とても良い入門書だと思います。

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