月に1回の映画を楽しむ会が再開しました。
コロナ禍で2年近くサロンが閉鎖されていたのですが、
待望の集まりです。
観たのは日本のドキュメンタリー映画
『破片のきらめき 心の杖として鏡として』
ただの上映会ではなく、個人のお宅で、「精神科医の方の
解説付き」という豪華版。
〇作品紹介
精神科病院の中にある造形教室。
このアトリエには様々な困難を抱えながら生きている人たちが
やってくる。”病んでいる”といわれている人たちの描き出す作品群は、
現代社会が見失ってしまったもの、私たちにとってかけがえのない
ものをくっきりと浮かび上がらせています。
この映画は、彼らの作品と彼ら自身の生き方を通して ”病む”とは何か、
”表現”とは何か、そして ”生きる” とは何かを静かに問いかけます。
エンタメ系ではないので、夫婦では絶対に観に行かない作品。
こういう内容に造詣の深い方々と一緒に鑑賞して、意見交換できるのは
本当に有難い機会でした。