映画『Coda コーダ あいのうた』

毎月第2金曜日は映画を楽しむ会です。
今回も達人お薦めの名作で感動しました。

ググってみると、
  CODAというのはChildren of Deaf Adultsの頭文字で、
  聞こえない親をもつ聴者の子どもだそうです。 彼らは
  幼い頃から手話に触れたり、通訳の役割を担ったりなど、
  聞こえる親の家庭とは少し違う環境で育ちます。

  成長するにつれ、
  「自分の親はみんなの親とは違うのではないか」と、
  コーダ特有の悩みをもつようになることもあります。

ろうあ者同士は手話でコミュニケーションできますが、
漁師として収穫した魚を仲買人に買い取ってもらう時などに
通常の取引ができないので、いいように買いたたかれて、
経済的不利益があるようです。

日本では想像もできない、あっけらかんとした性生活とか、
学校での葛藤とか、異文化を知る上でも面白く楽しい映画。

熱心な、才能がある音楽教師が「歌うとは?」という
話をするくだりなどは、非常に興味深く勉強になりました。
特に、「ベルカントでなくポップMusicまたはEasy listeningで
バークレー音楽院に行く」って、どんなぁ??と、興味津々。

これと殆ど同じ内容のフランス映画(エール)があるそうです。
場所設定が漁業じゃなくて森林伐採業だそうです。
機会があれば、こっちも観てみたいです。特に音楽場面を。

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