散歩ネットワークのSAITOさんが面白い新聞記事を時々くださいます。
中でも日野原先生のエッセイ(日経新聞)には、いつも感銘を受けます。
先日、「ぽっかり空いた一日に」というタイトルのお話の中で、
「(その日の)夜は入浴と夕食後に、自宅へストレッチのコーチを迎え、
一時間半のトレーニングを受けました。」
とあり、驚きました。
「最先端」と決めつける自信はありませんが、すごいことだと思います。
有名運動選手やタレントさんは、体が商売道具ですから、
パーソナル・トレーナーにケアを頼むのは、当たり前だと思うのです。
日野原先生もウルトラVIPでいらっしゃるから、当たり前かもしれませんが、
ラジオ体操とか、ご自分で考案されたストレッチなどでなく、
「プロのトレーナーに見てもらう」ということは、まさに最先端。
「集団で」または「自己流で」する体操や踊りは、
体を動かすことの快感で血流を良くし、健康増大に効果有りですが、
効果の多寡は本当にまちまちです。
なので、特別に自分だけの身体の状態と、運動強度、効果の具合を
定期的にチェックしてもらうことは、芸能人でなくても必要だと思います。
日野原先生は特別な使命感を持っていらっしゃるので、
「仕事や生きがいを遂行するためには、身体のケアは欠かせない」
と、自覚されているのでしょう。