日野原先生の凄いところは、
数々のスピーチや文章、対談などの全てに説得力があることです。
聴く者に「やる気」を起こさせるのは、
先生のお人柄<発想が人類愛から生まれている!>なのでしょう。
ただし、「やる気」を起こしても、
「行動に移さねば、意味がない」と思うのです。
例えば、「あるがまま行く」という本があります。
2005年1月 朝日新聞社刊のエッセイ集です。
第一章 「生み、育てる」ということ
第二章 「学ぶ」ということ
第三章 「愛する」ということ
第四章 「習慣を身につける」ということ
第五章 「働く」ということ
第六章 「老いる」ということ
第七章 「人を治す」ということ
第八章 「死ぬ」ということ
いつものように、私はこの本を図書館で見つけて借り、
「これは身近に置いておかねばならぬ!」と感じ、注文しました。
何しろ、一つ一つの項目が全て、「そうよねぇ~~、本当にそう思うわ。」
「だけど、この提案に対して今の私には何が出来るの?」
何が?何が?の連続で、もちろん出来ることから始めているのですが、
だから(?)どんどん読み飛ばすことが出来なくて、
一章ごとに味わい、考えさせられ、読み終えることができない本なのです。