本書を読んでも、にわかには信じがたい効用があるようです。
私自身、ちょっと試しただけで、効用を確認していませんから、
特別にお薦めの健康法、という訳ではありません。
昨日ご紹介した「冷え」対策・指揉みに通じるのかも?と思い、
やってみているだけなので、結果が出たら、ご報告します。
ただし、何事をやるにも、動機は大切です。
コンセプトの第一は、
p.41 指先などの体の末端部分は生命エネルギーのチャージの要なので
圧を高めながらエネルギー循環を行うのに適しているから
第二に、指先は体の中でも表面積が小さいので、広い部分に比べて
圧のかかる密度が高くなり、的確により高い圧を生み出すことができるから
p.42 第三に、左右の手を体の前で合掌することで、背筋が真っ直ぐになり、
体の歪みが自然に正され、気血がスムーズに流れるようになるから
第四に、指を動かすと大脳が動く、この連動によって脳の老化防止も期待できるから
人の体は血行が良くなると末端の細胞までリフレッシュでき、
新陳代謝も促進され様々な体の不調が改善が促されます 。
何しろ、基本の5種類の指ヨガをやるだけで、
親指どうしPushは「下向きの犬のポーズ」をやったのと同じ効果が期待でき、
第二指どうしPushは「牛面のポーズ」
第三指どうしPushは「魚のポーズ」
第四指どうしPushは「アーチのポーズ」
第五指どうしPushは「仰向けで片足を引き寄せるポーズ」
などを行ったと同じなのだそうです。
もし本当なら、体の硬い高齢者の体操グループには歓迎されそうです。