バレエの先生は不可解な(=実行不可能な)指示を頻繁に発されます。
その一つが「坐骨を寄せて!」
骨が簡単に動くわけがないのですが、
その硬い骨を動かすぞ!という強い意志で「強く、骨盤底筋群を締める」
分かり易い言い方をするなら、「ウンチ我慢(おなら我慢)」体勢で、
お尻付近の筋肉を総動員して締め上げる!ということです。
今まで知らなかった、この意識が理解できた瞬間、
「ルルベで立ち上がる」のも回転するのも格段に楽になりました。
「なんで早く言ってくれないのよ!?」と、文句を言いたくなりますが、
真理は一つ
背中を下げる、
坐骨を寄せる、
肛門を締めあげる、
これらを総動員できれば、真っ直ぐ立つことが出来、回転できます。
先生は生徒の理解力と体力を鑑みながら、少しずつ言われるのですが、
しかし、「言うは易く、行うは難し」
毎回、直され続け、
少しずつ<出来ることは増える>けれど<休めばすぐに戻ってしまう>
なので<週一のレッスン>は死ぬまで続きそう。
逆に言えば、週一、レッスンに通う気力があれば、
死ぬまで元気・・・・?