昨日初めて、「NHKプラス」の動画配信を眺めてみました。
登録だけして、使う暇がなかったものです。
無料なので、とっくに使用中の方も多いのか?と思いますが、
ご存じない方のために書きますと、
手続きさえしておけば、「総合テレビやEテレの番組を放送と同時に、
また放送後の番組を7日間いつでも視聴できる」システムです。
私は日々、TVはニュースとガッテンぐらいしか見ないので、
誰かから「あれ、見た? 面白かったわよ。」と言われて、
悔しい思いをすることが多々あったのですが、それが解消されました。
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閑話休題。
今回話題の原田マハさんは、私にとっても憧れの人です。
シェア奥沢の美術愛好家面々が絶賛していた「楽園のキャンバス」は
息をのむ面白さでした。
その時は、「よくまぁ、こんなに深いアート知識がおありだこと!」
と感心しただけでしたが、今回のインタビューでその謎が解けました。
そもそも、ご両親の育児方針が、「3つの願いは必ずかなえる」
①欲しい本があれば、必ず買い与えられる。
②観たい映画があれば、かならず連れていってもらえる。
③見たいアート作品があれば、殆ど必ず展覧会に行ける。
父上が百科事典や美術全集の販売に携わる「フーテンの寅さん」
のような方だそうで、ものすごい見識がおありだったようです。
その半生が「キネマの神様」という小説になり、2018年舞台化、
2021年には映画版が公開されたそうです。
一つの番組から次々と、見たい書物・映画が広がって、
とても見ごたえのある番組でした。
さっそく、彼女のご推薦・「美術の物語」を図書館にリクエスト。