この2~3年の、勝間さんの本は殆ど読んできました。
基本的スタンスは同じですが、さすがにどの本でも、
新しい切り口や知見が溢れていて、目が離せません。
本書は7章から成り、私が直接興味があったのは最後の2章。
第6章:体力はお金より仕事より大事
人生100年時代の知見
第7章:完璧を目指さない
幸福度アップの知見
でも、1~5章もバッチリ新しい情報と、以前学んだことが噛み合い、
新たな発見につながりました。
勝間さんは経済学者なので、専門用語とか最新トレンドが頻出。
それらの経済用語などは私には「へぇ~、なるほどね~」という
内容なので、面白いのです。
例えば、
p.29 正しいリスクテイクが自分の未来を拡大する
リスクの本質は、不確実な可能性への投資です。
つまり、p.30 「そのリスクをとったら最悪何が起きるか」
を考え、その最悪のシナリオが自分の許容範囲であれば、
リスクを取ってしまう、という考え方です。
私自身はリスクテイクが大好きで、あまりにも無謀に行動
してきたと反省する面もあります。でも、後悔はゼロ。
なぜなら、「もしそのリスクを取らなかったら」とか「れば」を
考えても仕方ないし、失ったものは取り返せないのです。
逆に、「無謀だったけれど突き進んできて良かった」と思うこと
の方がずっと多いので、満足しています。
リスクテイキングという専門用語は知らなかったけれど、
このように定義されているのを知ると、妙に納得できるのが不思議。