本間医師夫妻の著書は既に何冊も読み、紹介もしてきました。
どの本も、コンセプトは殆ど同じで、(p.18)
①副腎疲労とは:
副腎と言う臓器を使い過ぎで、その機能を果たせなくなり、
全身の疲労感や鬱病のような諸症状・不眠症などを患ってしまう、
<副腎疲労症候群>のこと
②具体的には:
副腎の機能は、ストレスに対抗するホルモン、コルチゾールを
分泌する作用。ストレスが多過ぎれば、副腎疲労で機能低下。
③ストレスには:
精神的なもの・騒音などの環境的なもの・大気汚染や
食品に含まれる添加物、重金属などの化学的なもの、
既に罹患している持病や感染症なども含まれる
④対処法は:
諸処の検査、特に尿を分析する<有機酸検査>を行い、
原因物質を排除する生活を続ける。
で、具体的な排除対象食品が
グルテンを含む小麦粉製品(=パン、うどん、スパゲッティなど)
砂糖・人工甘味料・食品添加物など(=みんなが大好きなもの?)
三度三度の食事に白米を食べる習慣・・・・・
アルミの鍋、ベーキングパウダーのアルミニウム、
などなど、「え~~っ」と思うような内容が並ぶので、
短絡的な人は、
「こんな食生活は無理だよ!」となりそうなのです。
著者の解説では、本当に症状を治したくて真面目に取り組む患者は
確実に症状が軽くなり、笑顔が戻ってくるそうです。
私は何も症状が出ていない人間ですが、周囲には
パーキンソン病を始め、アレルギー持ちの人がたくさん居ます。
そういう人たちに、この本を一読するよう勧めているのです。
私自身は、もし自分が諸症状で苦しんでいれば、
何でも挑戦してみつタイプです。でも世の中には、
特に色々な症状で苦しんでいる人ほど(?)
「そうは言われても・・・・・」とか「わかっちゃいるけど」
という人が多いような気がします。
だから・・・・なの、かもね。と、私は納得なのですが、
本人たちは納得せずに、
「もっと別の、やりやすい治療法」を求めて常に走っています。