突然ですが、有酸素運動の写真やイラストが無いので、スペイン旅行の写真に戻ります。
なぜ筋トレ後に代謝が高い&体脂肪が燃焼しやすい状態が続くのか?
アドレナリンと成長ホルモンという物質について
筋トレを行うことで分泌される、脂肪を分解してくれるホルモン
というものがあります。
筋トレを行うと自律神経の交感神経が活発になり、
副腎からアドレナリンが分泌されます。
このアドレナリンが分泌されることで筋トレ後に代謝が上がる
原因の一つであり、アドレナリンは体脂肪を分解する役割も
持っているので、
体脂肪が使われる割合を増やす理由の一つでもあります。
更にアドレナリンの分泌から少し遅れて、脳の下垂体という部分から
成長ホルモンが分泌されて、血中に放出されるのですが、
この成長ホルモンは
脂肪を分解するもっとも強力なホルモンとも言われています。
成長ホルモンに関しては以前の「成長ホルモンの働きと、
効果的に分泌する方法」という記事に書いてあります。
では最後に、なぜ筋トレの後に有酸素運動を行った方が良い
と言われるのか?について説明します。
体脂肪は筋トレによって「分解」されただけでは
「燃焼」して消費したことにはなりません。
分解された脂肪は血液中を駆け巡り、エネルギーとして使われるように
スタンバイされている状態になっています。
なので締めに有酸素運動で酸素を使って、
血中に分解された脂肪をエネルギ-にして燃焼すると、
これで効率良く体脂肪が有酸素運動で使われ、
なおかつ次の休日もエネルギーの代謝が高い状態でいられるという
”おいしい”状態が作れるわけなんですね。
先に有酸素運動を行わないように注意
有酸素運動の後に筋トレを行う、逆の順番で行うと
前述したホルモンの分泌は著しく下がってしまう
ということもわかっているようです。
トレーニングの順番を変えただけでプラスがマイナスに
変わってしまうなら、
先に筋トレを行った方がいいことは明白ですよね。
トレーニングはがむしゃらにやっても、
ずっと続けてれば効果は出ますが、どうせやるなら効率よく、
精度の高いトレーニングをしていきたいものです。
以上、下記のホームページからの抜き書きでした。
http://www.fitnessjunkie.jp/archives/2801