今までに何度も取り上げてきた「骨ストレッチ」の最新版です。
内容は、昨日書いたバレエ・レッスンの対局?のような感じ。
ま、私の本業「自力整体」もバレエの敵(?)のような存在ですが。
全編を通じて著者が訴えたいことは(私の個人的な感想ですが)、
P.32 頑張って成し遂げることよりも、
頑張らなくてもできるコツをつかむほうが、
目の前の閉塞から抜け出しやすくなるのです。
つまり、歯を食いしばって筋トレを続け、筋肉を育てるよりも、
「動きのコツをつかんで」踏ん張らず、楽に動いた方が
良い結果を得られる、ということ。
自力整体も昔は、そうでした。
脱力して、凝りの原因にアプローチし、自分の体重を使ってほぐす。
今は、
輪っかタオルを使って、解剖学的なターゲットに向かい、
自分の試行錯誤でほぐす。
こういったアプローチに比べれば、
「骨ストレッチ」は、高齢者で、運動未経験者でも、
非常に簡単にコツをつかみ、効果を体験できるので、良いと思います。
こういうことがきっかけで、身体のことに興味を持ち、
治療効果のある自力整体に辿りついて、
自分でケアできるようになるのが最高のプロセスです。