私にとっても、正に「棚からぼたもち」のような本でした。
書店で見つけたきっかけは、
ヘルシオ（スチコン調理器）やホットクック（AI調理鍋）のレシピを
探して、料理本コーナーを眺めていたことです。
まず「小林まさみ」という女性の本が目に入り、
同時に「小林まさる」という名前も。
で、我が家で検索したら、まさみさんの義父であるまさるさんの
エッセイ集である本著に巡り合いました。
まずは、「1933年樺太生まれ」という男性の数奇な人生体験が面白く、
職業の変遷、シングル・ファーザーとしての子育て、
一度離婚した奥さんと再婚・看取りの心境、息子夫婦への接し方
などなど参考になる考え方が満載です。
たまたま息子の奥さんが「料理を習いにいく」といっただけで、
出来る範囲の応援をしていたら、いつの間にか、アシスタントになり、
今は話題の調理器具を使いこなし、エッセイまで書いている。
これって素晴らしいと思います。
