p.33 オートファジーが活性化する、上がる、あるいは低下する、
下がる、とはどういうことでしょうか。オートファジーは、
細胞の中に小さな回収業者が作られて、それがいろいろな
ものを包み込んで(オートファゴソーム)リサイクル工場まで
運び、工場で分解することで起こります。
p.34 オートファジーが活性化するというのは、
そのオートファゴソームがたくさんできて、多くのものを
分解するということです。オートファゴソームは普段から
少しずつ作られていますが、それが減ってしまうと
オートファジーが低下した、ということになります。
(中略)細胞の健康を守っているautophagyですが弱点も
あります。加齢に伴って働きが鈍くなってしまいます。
それも少しずつ働かなくなるのではなく、急激に下がります。
p.35 (中略)オートファジーは一度下がっても高められます。
つまりオートファジーを維持できれば、高齢になっても
元気で居られる可能性が高まります。
決して夢物語ではありません。
この後著者はオートファジーの維持法を、食生活(食材と調理法)、
生活習慣(睡眠と運動など)などから解説しています。
具体的には明日以降、お伝えします。