戦闘的だっと頃の歌詞を見ると、興奮してきました。
戦う相手は、既得権にしがみつく頑固親父たちだけではありません。
出張で行った奄美大島の固有動物(奄美黒ウサギや山シギなど)と
人為的に放たれたマングースの不幸など、自然破壊に対する抗議も
歌で表現しました。
元曲はシューベルト作:「岩の上の羊飼い」(Der Hirt auf dem Felsen)
クラリネットとソプラノが掛け合いで歌うという、珍しい曲です。
長い曲ですが、全部載せてみます。
♪ 耳を澄ませば聞こえてくるでしょう。<風さんの歌だ! 聴かせてください!>
海超えて 旅をする風さん 誰よりも物知りで いつでも素敵に歌ってる
この島の森は 光がこぼれて 小鳥がさえずり
白い砂浜は 波しぶきたちの 奏でるシンフォニー
青空に浮かぶ 綿雲の群れも ほほ笑み 歌うよ
昔々 黒い雲と油の波 大きな船 人々の群れ
島に移り住んできて 森を切り裂き 海を埋めた
それから皆 森の奥で 息をひそめ暮らしてるの
それでもイイの 平和があれば。
祭りの夜にだけ思い切り歌い明かせれば それでイイのよ
でも、これからは 耐えてちゃいけないわ。 こんな無謀な計画は許せない!
みんなで力を合わせて戦うの! 知恵を出して 助け合おう!
故郷の森と 美しい渚を 悪い奴らの手に渡しはしないぞ!!
勇気を奮いおこし、身体を鍛え 戦うの! 明日からは!
取り越し苦労はしないで 賢く動こう! ♪
思えば、何と無謀に、このドラマティックソプラノを歌ったことでしょう!
私の悪い癖ですが、<感情移入して歌うと、すぐ涙が溢れてくる>のです。
昼休み、下手なピアノで弾き語りしながら何度涙したことか・・・・・・
「相当変なオバサン」と思われていたことは間違いないようです。