11/19(土)に予定通り、大田芸術Festivalに出演し、大成功を収めました。
上の写真はプロローグの板付き(暗くて寒い劇場の地下室)場面です。
何をもって「大成功」というかというと、
①急病やケガや、度忘れや、普段の実力を発揮できないハプニングがなく、
②予想以上の実力が出て(←「火事場の馬鹿力」?、本番に強い!)、
③お客様からの評価も高く、
感動した、楽しかった、衣装が綺麗だった、声がよく出ていた、
主張(メッセージ)があるミュージカルを初めて観て、驚いた
バレエなどの振り付けが効果的に入っていて良かった
選曲がバラエティーに富んでいて楽しかった
等々です。
我がミュージカル研究会は5月に自主公演「もののけ姫」をやったばかりです。
20分というショート・ミュージカルにせよ、全く違うテーマのものを
6か月で仕上げて11月に発表するのは無謀!という声も聴こえていました。
が、使い古した曲や、自分なりに感動できない曲を再演するのは私の趣味でなく、
とにかく「今、言いたいこと」(=ウクライナの災難について考える)を、
暗くなり過ぎないように表現するように努力しました。
素人ミュージカルですから、劇団四季の李香蘭のような迫真の演技などできません。
必然的に、いつものように「ハッピーエンド」で終わらざるをえませんでした。
結末は、
「隣国ゴギラの大統領が、今までのことを反省して、戦争を止める決心をしたそうです」
という、アナウンサーの声に、皆が喜びに溢れてフィナーレ・カーテンコールへ。
プロローグからフィナーレまでの台詞や伴奏は18分のCDに録音してあり、
歌はマイクの前で生で歌っています。(台詞もマイクの前に立って、くちパク)
新しい試みの競馬ダンスなど、美しく楽しい場面をたくさん創れましたが、
当事者・ウクライナの方々がこれを観たら、悲しさが増大してしまう可能性もあります。
最後の生台詞(座長メッセージ)で、少しでも平和への願いが届けば!と思っています。
私のフィナーレの言葉は、
「皆さま、今日は温かい拍手と応援をありがとうございました。
今の今も、ウクライナでは厳しい状況が続いています。
私たちはこの現実を決して忘れずに、寄り添い続けていくつもりです。
今日は有難うございました!」