先日、健康フリークの友人宅で去年11月の「ためしてガッテン」
:<美やせ&腸まできれいになるプチ断食>のビデオを見ました。
先進的な情報をセンセーショナルに取り上げる番組ですが、
今回は「奥歯にモノが詰まったような……」
ま、誤解されやすい内容だから仕方ないのかもしれませんが。
気になったのは、1940年代のアメリカで医師が行った実験です。
以下、番組のHome pageからの情報です。
**********************************
健康な若者たち36人を1日2食で生活させる実験。
1日の摂取カロリーは、普段の半分程度(1750kcal)に、
運動も定期的に行っていました。
すると6か月後、彼らの体は、
余分な脂肪の落ちた、引き締まった理想的な肉体に・・・
とはいかず、
なんと骨が浮き出た、
ガリガリの体になってしまっていたのです。
人間の体は、栄養が足りなくなると、
脂肪だけでなく、筋肉を分解して、
エネルギーを作り出すしくみがあるのです。
**********************************
彼らの食事場面でトレイにのった食事内容を垣間見ると、
なんと<バターロール1個、マッシュポテト1C、肉野菜炒め?
そして正体不明の黒っぽい液体……コーヒー?>
このシーンを見逃して、被験者がガリガリにやせ細った写真を見ると、
「おぉ、プチ断食って恐いのね。やだっ!!」と、思わされます。
+++++++++++++++++++++++++++
正確なカロリー計算はしていませんが、私の1日の摂取カロリーは
多分1500kcalくらいのはず。
自力整体の整食法をしていますから、
朝食は 味噌汁、浅漬け、コーヒー、ヨーグルト少し、果物
昼食は 果物のみ または 前日の残りの野菜炒めなど
夕食は 大量の野菜 + たんぱく質 + 海草 + デザートなど
これでバッチリ、毎日精力的に活動できています。
上記被験者達の食事との決定的な差は、
大量の生野菜の摂取 + 低炭水化物 です。
私が番組のDirectorなら、
「この食事内容が問題ですねぇ!」と言わせるところですが、
もしかしたら、番組としての結論を
「プチ断食」ってイイよ! やってみる価値ありよ!!」よりは
「昔から云われている<腹八分>で3食バッチリで充分なんだよ」
とさせたい<どこかからの圧力またはお達し>があるのかもね、
と想像したくなる内容でした。
**********************************
私の結論としては、
「長寿遺伝子がオンになる」
「腸の空腹時強収縮により、宿便が排泄される」などの
良い情報があるのですから、
大いにプチ断食(<朝食は水分のみ>の18時間断食)お薦め!
で、昼食は繋ぎですから軽くして、午後の仕事を終え、
夕食は早めに、栄養(生のもの)タップリに、好きなご馳走を!
そして、朝、気持ちよい「起きたて排便 + 朝食後排便」があり、
「毎日、跳ぶように歩けて楽しい」という状態かどうかを
検証するのがコツです。