ヒマラヤ・トレッキング レポート8

      マッチェルモ4410m 高度順応ハイク  10/19

夜中、苦しそうな女性の呻き声に目が覚め、同宿のチェコガールかも、と心配していたら
人違い。「具合が悪い」と言っていたキュートな彼女は、昨日宿に着くなりホットシャワーで
シャンプーしたり、夕食もしっかりしたステーキ食で、ポーカーゲームにお喋りなど、
楽しみまくり。あんな無謀な生活をしていたら高山病になって当たり前・・・・などと
思っていたら全然、何ともないらしく、かえって「昨夜の苦しそうな声は貴女だと思って
心配していたのよ」と言われてしまい、ギャフン。
結局、具合が悪かったのはロッジのお婆さんで、急な腰痛だそうな。

今日は高度順応のため先には進まず、裏山を半日ハイキング。快晴で景色は素晴らしい
けれど、空気が薄く、苦しい昇り。欧米人はスイスイ進む様子(に見える)。
戻ると新着カナダ人が居て、空手道場の会員証を見せてくれる。とてもフレンドリー。

夕食は再度ツナ・スパゲティーにするが、前回のものと全然違って、のびのびうどんの
ぐちゃぐちゃ汁漬けという感じ。スイスの助産婦さんと喋れたのが唯一の気晴らし。
若いのに3週間くらいの休暇を山に使うのは当たり前感覚なのが羨ましい。

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