ハイドンの6代目 Mr. Mark Haydn Robinsonの講演会

昨日は「国際交流会」の2回目参加で下丸子の区民プラザへ。
このブログで5/12にご紹介したInternational Exchange Societyです。
(毎月第一火曜日の午後に、日本在住の外国人を招いて話を聴く会)
今回は「音楽家の講演者」とあり、張り切って聴きました。

以下、講演者紹介の文章です。
   ヨークシャー州ブラッドフォード出身です。
   プロの音楽家庭の6代目で、父親は元トランペッターで
   女王陛下のアイリッシュ・ガードズ・バンドのメンバーであった。
   父親の背中を見ながらマークはトランペターとしての才能を発展させ、
   多くのブラスバンドの全国大会で優勝した。

   その後、ドイツのダルムシュタットの音楽研究所に国費留学し
   指揮者として学んだ。その後、BBCフィルハーモニー管弦楽団を指揮し、
   2000~2010にはウイルムズロー(マンチェスター)の首席指揮者を務めた。

   その後、2015年に来日し、東京、千葉、浜松などでブラスバンドで共演し、
   指揮者・音楽コンサルタントとして芸能で関係を築いている。
   奥様は日本人、2女の父。

かように由緒正しきお家柄で、素晴らしいキャリアであるにもかかわらず、
と~~ってもユーモラスかつ優しいお人柄が分かるお話に感激しました。
上の写真ではブロンドなのか白髪(?)なのか判別不能ですが、
実際は美しいプラチナブロンドの好青年です。

昨日のテーマは「指揮法」についてです。
自己紹介の後は、指揮棒が全員に配られ、
リズムをとる呼吸法からスタート。
音楽に縁がない方でも楽しめるよう、やさし~~く説明され、
手取り足取りの実技で、私にとっては素晴らしい勉強になりました。

押しつけじゃなくて、本当に「音楽の楽しさをシェアしたい!」
という気持ちが清々しく伝わってきて、嬉しいひとときでした。

休み時間には、そそくさと質問に行き、ミュージカルの声の
まとめ方や気持ちの合わせ方などを相談させていただきました。
すると、さっすがプロ! ササっと1枚の楽譜を取り出され、
<Round>という練習法を教えてくださいました。

それは4声でハモる<輪唱>のようなモノで、自分の声と
別パートの人の声を「心地よく」合わせられると、声が良くなる!
のだそうです。

英語を使う機会は激減しているので、
リスニングは辛い面もあるのですが、
こういう出逢いがあるのなら、
やっぱり勉強していなくちゃなぁ~と痛感しました。

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