著者は改善前は、毎日3~5時間のテニス、90分のWeight training、
ヨガや太極拳、余力があればランニングやバイク漕ぎ、カヤックまでやり、
それだけ練習を積んでも、
P.33 まだ私の動きは鈍く、好不調の波があり、
わずかながら体重過多だった。
この文章を見て、「おぉ!!」と思ったわけです。
レベルの差はありますが、私もフツーの人に比べれば
一日中、結構動き回り、パソコン入力も立って行い、行動量計での
数値管理もしています。BMIは22ピッタリです。
それでも! 朝の散歩で、軽やかに飛んでしまいたい気分のときがあれば、
「な~んかおもた~い・・・」という日もあり、
バレエなどは、好不調の差が歴然と分かります。
一番わかるのは、食後の眠気と膨満感です。
その理由は、
P.34 (ピザやパスタ、パンなどのイタリア料理を肉料理と一緒に、
甘いスナックバー、クッキーなどを存分に食べていると)
体内に炎症という症状を引き起こしてしまう。
要は、体が受け付けない食べ物を口にしていると、体は
鼻づまり、関節痛、内臓のけいれんといった形で信号を送ってくる。
医師によると、私の身体に発生した喘息から関節炎、
心臓病やアルツハイマー病に至るまで、
すべてある種の炎症なのだという。
ここで思い出すのが、7/23にご紹介したバイオハッカー氏の図書メモです。
P.24 あなたのパフォーマンスを下げるものの正体
慢性炎症!
日本ではあまり聞かない言葉のような気がします。
inflammationという英語も日本語に定着していません。
でも、何となく分かりやすい気がします。
要は、皆が気軽に食べている食べ物の中には、
自分の体が拒否反応を起こす成分が含まれている可能性があり、
そのせいで不調になっているのに、
いつの間にか、あたかも、「その不調が当たり前の状態」のように感じ、
悪いモノを食べ続けてしまっているかもしれないのです。
ジョコビッチ氏は、彼の変化を以下のように語っています。
P.36 (小麦を排除した後は)今までよりも朝の目覚めがよくなるし、
エネルギーが高まり、外見にも違いがでてくるようになる。
まもなく自分の体の声に耳を傾けられるようになり、
求めに従い、何を避けるべきかがわかるようになる。