シモツケとシモツケソウの違い

越前岳にはシモツケとシモツケソウの両方が咲いていて、
葉の形状の違いをしっかり見ることができました。
花はそっくりなので、葉を見なければ私には分かりません。

NHKみんなの園芸のWeb siteによると、
   シモツケは日本、朝鮮半島、中国に分布する落葉低木です。
   和名は下野(しもつけ)の国(現在の栃木県)にちなみます。
   育てやすくて大きくならず、観賞期間もとても長い、特に
   初心者におすすめの花木です。初夏に、紅色の小さな花を
   枝先にたくさんつけます。花色や葉色が変化した園芸品種が
   多数あり、花のない時期でも、春から秋まで葉色の変化を
   楽しむことができます。

   シモツケソウは山地の草原によく見られる多年草で、
   群落をつくるので目立ちます。多数の茎が株立ちになり、
   径5~10cmの花房をつけます。花は桃色ですが、色に
   濃淡があり、白花もあります。

   一見、手のひら状に裂けた葉が長い葉柄についているように見えますが、
   よく見ると、わきに小さな葉(側小葉)が何枚もついています。
   シモツケソウによく似たキョウガノコ(Filipendula purpurea)は、
   濃い赤紫色の花を咲かせます。古くから栽培されている園芸植物で、
   野生のものは知られていません。側小葉はなく、葉は頂小葉
   (葉柄の先端部にある葉)だけなのが特徴です。

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