下の写真はwikiに登場する地中海カメレオンです。
カメレオンといえば、ちょっと怪獣みたいでグロテスク。
しかもトカゲみたいなシワ皺の皮膚の色が変わるので有名かも。
でも、今日私が言及したいのは、色ではなく、身体の揺らし方です。
写真にあるように、細い枝にしっかり捕まり、前進したいのか
戻りたいのか自分でも分からない(?)かのごとくユラユラしていて、
そのくせ、獲物が来たら突然俊敏にパクっと長い舌を出して捕まえる・・・・・
全然美しくないし、とても「ヘルシーでカッコいい歩き方」には見えません。
でも、私はその足指の働きに着目し、学びたいと思います。
現代人は「つま先が細長い(=自分のつま先の形と違う)靴をはき、
足指が縮こまり、5本の指で地面を捉えられなくなっている」そうです。
私もそうです。ハイヒールなんて履いていないのに、
右足だけ少し外反母趾になりかけています。
裸足で立って、足指の下にカードを滑り込ませると、
右足小指と薬指の下だけスイスイと入ってしまいます。(=浮指)
教室では必ず足裏を踏んだり、手指足指握手で回転させたり、
色々な「足体操」をしていますが、一度発症した外反母趾は治りません。
(ま、痛くはなくて、歩行に支障はないのですが)
なので、「とにかく全ての足指を使って地面をつかむ!」
そのために色々な動物からヒントをもらいたいと思います。