p.112 便秘は、便が溜まっている部位で、2つに分けて考える必要が
あると、私(著者)は考えています。
具体的には、お腹(腸)に便が溜まっている「お腹の便秘」と、
出口(肛門)に便が溜まっている「出口の便秘」です。
p.37 世間に溢れている便秘情報は、
「お腹(腸)に便が溜まる便秘」のことばかりで、
出残り便秘のことについていっていません。
そのため、いわゆる「腸活」を頑張っている人は多いけれど、
出口(肛門)のことまで意識している人はとても少ないのです。
排便は、「お腹スッキリ」と「お尻スッキリ」の両方が大切
はい、よく分かりました。
で、その「出残り便」を出す方法を知りたいのです。
p.40 出残り便のある方に「便秘ですね」と伝え、
出残り便をキレイに出し切っていただくと、
「すごくスッキリしました!」とおっしゃられ・・・
という記述があるからには、その方法があるのだろうな?と思います。
が、、、その記述を探してもなかなか分からなかったので、
もしかしたら企業秘密なのかな?と考えてしまうほど。
第4章には「出残り便秘」の解説が詳しく出ています。
p.116 正常な排便に必要な力は、①便感知力 ②便意がある ③排出力
p.120 出残り便秘のきっかけは、便意を我慢すること。
第5章は「オシリのトラブル改善法」
①洗浄便座使用を2週間やめてみる ②座浴のすすめ ③トイレは短く
④いきまない ⑤我慢しない ⑥姿勢は自由に色々試す
唯一、これかな?と思うのは、p.168にある「下腹部揺すり」
p.168 マッサージでスッキリ排便
便秘の改善方法として、お腹の「の」の字マッサージです。
腸が動く方向(「の」の字)にマッサージすることで、
便が出口まで行くのを促します。
p.169にイラストもあります。
「便が出たけれど、少量しか出ずに残っている」といった
状態の場合、できあがった便は出口付近まで来ているため、
滞っている場所はお腹の上のほうではなく、下のほうです。
腹部揺すりのやり方は、
①便座に座り、ロダンの「考える人」のように少しだけ
前かがみにする。
②両手の親指をおへそに置き、おへそよりも下の部分を
包み込むように持つ
③両手で包み込んだお腹を上下にやさしく揺する
(いきまずにリラックスした状態でしましょう)
で、さっそく試してみましたが、水分が多いせい?かどうか
分かりませんが、紙は必要です。多分、出残り便は無くて、
単に形状が悪いだけ? うぅ~む、、、です。