涼しげなブルーの花、プルンバーゴ(Plumbago.auriculata)宿根草です。
母の「ふらつき」に関連するかなぁ?という項目を抜書きしましょう。
P.97 後頭下筋群の凝りによる症状
これまでめまいやふらつきは、前庭系(平衡感覚のこと)や視覚系の
機能障害が原因だと考えられていた。そのため
これらの症状を訴える患者は、耳鼻科や眼科、脳神経外科で
検査を受けるよう勧められてきた。
しかし、近年では、第一~二頚椎から後頭骨に付着している
後頭下筋群が、短縮して硬化すると、めまいやふらつきなどの症状が
起こり得ることが明らかにされつつある。
P.98 後頭下筋群は、姿勢のバランスを保つために必要な情報を、
視覚系、前庭器官、感覚運動系と連携しながら脳に提供している。
ところが、蓄積疲労や頸の外傷などによって、
後頭下筋群や周辺の筋肉(頭板状筋、頚半棘筋)が凝り固まると、
脳への血流が低下するだけでなく、他の器官から集められた情報と
誤差が生じて、姿勢に不安定性、眼球運動の機能低下、
頭部のふらつきなどが起こるのである。
要は、P.97 現代人は老若男女を問わず、一日中うつむいて過ごしていて、
このうつむき姿勢こそが万病の元であり、頸を痛めている原因なのである。
私を含めて、誰でも高齢になると、頭を背骨の上に真っ直ぐ吊り上げられず、
アゴを出した形になりがちです。
これを防ぐための体操が色々紹介されています。