写真は今日から暫く<春の多肉植物・花盛り>です。
近藤氏のお陰で、「行政と医療業界の癒着は果てしなく、
私たちの税金が限りなく無駄に使われ、
健康までも蝕まれている」ことが分かります。
幸い、私自身は若いころからナチュラル志向の人間だったし、
健康だったので薬には無縁です。でも、家族や知人の中には
血糖コントロールや降圧剤服用の人がたくさんいます。
皆、かかりつけ医から「ちょっと高めだから下げようね」とか
「寒い時期に脳梗塞を起こしちゃ困るからね」などと脅され、
服用している人が多いのです。
近藤氏の著書では、
p.38 (日本での比較試験で)クスリの強さを変えて、
「厳格に血圧を下げる」グループと「ゆるめに下げる」
グループに分けて、(中略)試験を行った結果、
65~85歳の4400人の被験者の2年後の総死亡数は
ゆるめ治療群42人、厳格治療群54人
と、血圧を厳しく140未満に下げたグループで死亡数が
3割増えてしまいました。(Hypertens Res. 2008;31:2115)
この数値をもとに、日本の高血圧人口や140未満に下げ
られている人の割合などから計算すると、毎年2万人位以上が
余計に、降圧剤で死亡しています。
この試験は「日本高血圧学会」の重鎮らが中心となって
実施されました。高血圧の「基準値」や「降圧目標値」を
決めている専門家たちです。
驚くことに、自分たちが実施した比較試験でこのような結果が
出たのに、高血圧学会は基準値や降圧目標値を変更しようとせず、
今日にいたっています。—-そこからは「健康な人がバタバタ
死んでもいいから、高血圧の患者を増やしたい」という意図が
透けてみえます。
言葉はキツイけれど、この実態を糾弾するには足りないくらいなのかも。
「医療従事者の職場を確保するためだけ」でも税金の無駄遣いなのに、
病人や死者を増やすことにまで加担しているのは許せません。
降圧剤の害は、
p.46 年とともに血圧が少し上がらないと、脳にちゃんとした血液の
中の酸素が届かない。当たり前の物理学がわかっていたら
「動脈の壁が狭くなったのに、心臓が血液を送り出す力が
同じでは脳に行く血液が減る」ことなんて誰にでもわかる
(中略)血がまわらないと脳の働きが落ちて、記憶力や判断力、
気力も衰えるし、ふらついて骨折する危険も高くなります。
それにクスリ自体の副作用もあります。せん妄(一時的に
頭が混乱する)が起きたりして、意識障害の原因になりかねない。