今日は、医学者ならではの考察とお薦めをメモします。
P.98 体をみずみずしく保つ方法として、私たちはインターバル速歩の後、
30分以内にコップ1~2杯の牛乳か、それに相当する乳製品を
摂取することを薦めています。
じつは、インターバル速歩のようなややきつい運動のあと、
30分から1時間は、筋肉、肝臓での蛋白合成が亢進しています。
このタイミングで蛋白合成の材料である蛋白質(アミノ酸)を
多く含む食品(乳製品)を多く摂取すると、
筋肉では筋線維合成、肝臓ではアルブミン合成が亢進します。
とくに、肝臓で合成されたアルブミンは血液中に放出されますが、
アルブミンは高分子のため血管外には出ていきません。
その結果、血管外から水分を引き込んで、血液量を増加させ、
体温調節機能(皮膚血管の開きやすさ、汗のかきやすさ)が
50%程度改善することが明らかになっています。
この効果は、10日間程度で出現しますので、
本番の登山の前に是非試していただけたらと思います。
あ~らら、こらら、、、ここで私の個人的な体質が引っかかってきます。
実は、古希を迎えて、明らかに<牛乳が苦手>になりつつあります。
昔から牛乳を使ってヨーグルトを作ったり、ゼリーを作ったり、
もちろん、そのまま飲んだりもしていたのに、最近は飲みたくないのです。
なので、私自身は行っていません。